【2021年版】プロに聞いた!おすすめカーポート3選!カーポートの屋根材、目的に合わせた選び方までご紹介!

愛車を守るためのカーポートを駐車場に設置したいけど、どれがいいかよく分からない・・・。

ホームセンターやエクステリアメーカーのHPを覗いても、沢山の種類がありすぎてどれを選べば良いか、よく分からなくなってきますね。

カーポートを選ぶときは「何をしたいのか、何が心配なのか」。目的を整理して選んでみましょう。

目的を整理し、条件に応じて合わせて選んでいけば理想のカーポートは必ずあります。

今回は、カーポート屋根の種類と特徴を、カーポートを設置する目的や条件からご紹介します。

カーポートの屋根の種類

カーポートの屋根の種類は、その形から大きく3タイプに分けられます。

  • 片側支持タイプ:最も普及しているタイプで狭いところでも設置できる
  • 両側支持タイプ:丈夫で広いスペースを取れる
  • 両側支持+吊り屋根タイプ:デザイン性が良く丈夫で広いスペースを確保できる

いずれの屋根の形にも一長一短があり、カーポートを設置する目的や設置場所、費用の面を考えて選ぶと良いでしょう。

また、上記のものを組み合わせた連結タイプもあり必要に応じて組み合わせを作ることもできます。

カーポートの屋根材はどれが良いのか

カーポートの屋根材は、カーポートをどのように利用したいかで考えます。

使う目的や予算に合わせて屋根材を選んでいきます。とにかく予算を重視したい、大切な愛車を守りたい、カーポートを子どもの遊び場や作業場所として使いたい、耐久性に優れた物が欲しい。

など、カーポートで何をしたいかというのは大切な要素の一つです。

使う目的に合わせ考えると、カーポートに使われる屋根材は以下のような素材があります。

  • カーポート下を明るく、安くしたい → 透明・半透明や色つきのポリカーボネート板
  • 太陽の強烈な紫外線や熱線から車を守りたい → 熱線吸収型のポリカーボネート板
  • 紫外線や熱線を遮り、耐久性に優れた物が欲しい→ 耐久性に優れたアルミ板

それぞれ必要に応じて選んでみましょう。

カーポートの屋根材ごとの特徴

カーポートの屋根材は沢山の種類があって迷ってしまいますね。見た目が同じような素材でも、その特徴や金額が違ってきます。

次は、代表的な5種類の屋根材を紹介します。屋根材ごとの特徴を比べ、どのような製品が合っているか選んでみましょう。

ポリカーボネート板

最も普及しているタイプで、様々な種類の製品があります。プラスチック製品より耐久性が高いのも特徴です。

透明な物から色つきのもの、エンボス加工されたものまでありカーポートの利用目的に応じて選べます。安価なので予算を抑えたい場合にもポリカーボネート板が便利です。

熱線遮断・熱線吸収ポリカーボネート板

明るさを確保しながら、車に悪影響のある熱線を遮りたいならこのタイプが便利です。

明るさが確保できるので狭い露地に設置しても暗くならず、愛車を太陽の強烈な熱線から守ります。カーポート下の熱気を抑えるのにも一役買います。

FRP板

ポリカーボネート板に似た製品ですがガラス繊維を混合したプラスチック製品です。耐久性・耐候性がよいのが特徴です。

カーポートに使われるFRP板には防火性があるので、ポリカーボネート板が使えない地域で代わりに使われます。

アルミ板

耐候性・耐久性があり、特に海の近くでは塩害対策として良く使われます。光を通さないので、場所によっては照明器具の設置が必要になります。

ポリカーボネート板と比べると高くなります。

スチール折板

防火性があり、耐久性・耐候性が最も優れています。

屋根材自体に強度があるので雪の多い地域などによく使われます。取り付けられるカーポートが限られているので他より高くなります。

カーポートの目的に合わせた屋根材の選び方

積雪に強いカーポートの屋根材

積雪に強いカーポートは、形状と屋根材を選ぶ必要があります。

両側支持のタイプでしっかりと雪の重みを支え、ポリカーボネート板、FRP板、スチール折板を選んで屋根材が壊れないようにします。

最近は雪が滅多に降らない地域でまとまった雪が降ることもあります。少し標高の高い地域で心配の方は、メーカーの多雪地域用カーポートを選ぶと良いでしょう。

風に強いカーポートの屋根材

雪と並んで心配なのが風。風に強い屋根材はスチール折板です。

実は、カーポートはある程度の風が吹くと屋根材が飛ぶように設計されています。カーポートの支柱が壊れるのを防ぐためです。支柱が壊れてしまうと修理に多額の費用が掛かります。

屋根材が飛んだり壊れたりするのを防ぐために、専用の耐風部材を取り付けたり支柱を補強できます。各メーカー専用の補強部材を扱っていますので、一度相談してみると良いでしょう。

2021年おすすめカーポート3選

今までのカーポートの素材や目的を理解したところで、満を持してオススメするカーポートを3つの観点からそれぞれ1つずつピックアップしていきます。

カーポートの費用を抑えたい貴方に 【YKKAP レイナポートグラン】

出典:YKKAP レイナポートグランシリーズ https://www.ykkap.co.jp/products/ex/item/series/reinaport/

まず紹介するのはYKKAPのレイナポートグラン、こちらはスタンダードなモデルのカーポートになります。

ポリカーボネート素材でできており、耐積雪性能は20cm、耐風性能は38m/秒相当になるので基本的な強度を兼ね備え、価格もリーズナブルなので、「必要十分な機能とシンプルなデザインであれば問題ない」という一般地の方にお勧めです。

耐風性能や耐積雪機能が心配な方はオプションを付けることで耐積雪性能は10cm、耐風性能は8m/秒アップするので、非常に安心できる製品になっております。

カーポートはデザイン性も重視したい貴方に【LIXIL カーポートSC】

出典:LIXIL カーポートSChttps://www.lixil.co.jp/lineup/carspace/carport_sc/

次に紹介するのは、LIXILのカーポートSCです。非常に洗練されたスタイリッシュかつシンプルなデザインで非常に人気の高いこちらの製品は、2017年にグッドデザイン賞を受賞しており、デザインにこだわりのある方には非常におすすめです。

アルミ材を使用しており、天井の汚れや落ち葉も気になりません。耐積雪性能20cm、耐風性能42m/秒で必要十分な機能も備えております。

カーポートSCは、そのままでも美しいデザインですがオプションの照明器具を付けることにより、さらに高級感溢れる外観を生み出すことが可能です。

ポリカーボネート製のものに比べるとお値段は上がってしまいますが、他のデザイン性あるカーポートに比べて比較的優しい価格になっておりますので、気になる方は是非チェックしてみてくださいね。

カーポートはとにかく強度が欲しいあなたに【三協アルミ G-1】

出典:三協アルミ カーポートG1https://alumi.st-grp.co.jp/products/garage/carport/g1/index.html

最後にご紹介するのは三協アルミのG-1という製品です。こちらは耐久性、対候性に最も優れたスチール折板を使用しております。

驚くべきことに、こちらのG-1は耐積雪性能最大200cm、耐風性能は46m/秒の基準をクリアしているため、積雪や台風の被害が心配な方には特におすすめできる製品になっております。

値段につきましては、お察しの通りカーポートSCよりも1回り高い値段になってしまいますが、耐久性能がバツグンのため、長く使うことを考えると納得のお値段ともいえるでしょう。

カーポート さいごに

今回はカーポートの種類、屋根材について詳しく解説し、おすすめカーポートを3種類紹介させて頂きました。

カーポートの設置を検討中で見積もりが欲しい!と考えている方には、外構業者選びについて詳しく解説した記事を下記に載せておきますので、チェックしてみてください。

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