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【悲報2021年】火災保険料は過去最大の値上げ!期間も短期5年へ短縮に、損害保険会社ランキングを徹底比較!

はじめに

皆さんはお気付きでしょうか?火災保険の保険料金がジリジリと値上がりしていることを。

そしてまもなく大幅な値上がりと、契約期間の大幅短縮が待っていることを。

近年の台風等のニュースに絡んでテレビでも見る機会もあったかと思います。

そのうち上がるみたい程度の方もまだ多くいらっしゃるのではないでしょうか?

火災保険の見直しをするなら2021年のうちがおすすめです。

火災保険料値上がり率と契約期間の変更(短縮)

出典:NHK https://www3.nhk.or.jp/news/special/sakusakukeizai/articles/20210616.html

損害保険各社でつくる損害保険料率算出機構は2021年6月16日、個人向け火災保険料の目安となる「参考純率」を全国平均で10.9%上げると発表!

値上げは直近4年間で3度目となり、値上げ幅は過去最大、なぜ今また値上げなのか?

その大きな理由は2018年度と2019年度は2年連続で保険金の支払い額が1兆円を超えました。 2020年度の支払い額は大幅に減ったものの保険はある程度長期間の収支状況を踏まえて保険料を決める必要があるために今回、参考純率がまた引き上げられることになったんですね。

火災保険は実際いくら値上がりするのか

あくまで平均10.9%の引き上げですが、都道府県や建物の構造、築年数等により異なります。現在見えてきた内容ですと築10年以上の建物の場合、東京都5.9%、大阪府30.9%、愛知県7.6%が来年度に値上げ(引き上げ)される予定です。

出典:NHK https://www3.nhk.or.jp/news/special/sakusakukeizai/articles/20210616.html

火災保険期間の短縮

昔は火災保険といえば家を購入する際に住宅ローンとあわせて30年や35年と一度入ったら終わりで安心のお守りのようなイメージが強かった長期一括の火災保険契約でしたが、現在はどうでしょうか、2021年6月現在、10年契約が最長期間です。

来年度2022年には最長でも5年契約となる見通しとのことです。

保険料の値上げにも関連しますが、契約期間も含めてなぜここまで大幅な変更が必要になっているのか。それは近年急増している自然災害(風水害)被害が大規模でなおかつ、予測不能にあることです。10年先は予測不能ということの裏返しでもあり5年でも実際のところ今後の自然災害(風水害)被害がどれくらいの規模で、日本国内のどの地域に災害として起こるのか、それは誰にもわからないため保険会社の値上げもいたしかたないのか。

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火災保険を比較する(風水害保険金支払い額、保険料ランキング)

火災保険(火災共済)に契約加入していて火事、火災で保険金を受け取る確率って考えもしないけど、実際どうでしょう。1年間の火災発生確率は0.0229%、30年間では火災発生確率0.68%というデータも消防庁などからみてとれます。

 では火災(火事)の可能性は極めて低いが、近年急増している自然災害(風水害)は実際に被害を受ける可能性は大きいのではないでしょうか。その際に保険料を支払っていても、いざ損害を受けたら必ず保険金を払ってくれるのか疑問が残ります。答えは保険会社によって異なります。保険会社は民間の株式会社ですから運営方針も支払基準も各社異なる点があります。そこで実際に保険業界人からの情報を集め、ネット情報でも照合をして筆者が独断と偏見で独自のランキングを以下にまとめてみました(かなり実勢に近いと思います)

【自然災害(風水害)で頼りになる損害保険会社】※保険金支払いが早い、保険金の支払額が多い

第1位 COOP共済(全労済火災共済※通常プラン、大型プラン)

支払いの拒否は聞いたことがないというくらい、支払いは早く原状回復に必要な費用ほぼ満額支給されていることが多い(共済という性質も大きいのか)※注意点としては共済プランという掛け金が安い契約はお見舞金制度で支払額は少ない

第2位 楽天損害保険株式会社(旧:朝日火災)

こちらも支払いの拒否は聞いたことがなく、ネット専業ゆえか支払いまでがスムーズである。また損害保険では後発組ということもあり保険料も先行する大手に比べて割安。楽天ユーザーには嬉しい楽天ポイントがつくのだとか。

第3位 セコム損害保険株式会社

こちらも支払いの拒否は聞いたことがほぼなく、ホームセキュリティからの後発参入であり先行する大手保険会社より割安な保険料設定。

第4位 AIG損害保険株式会社(旧:富士火災)

老舗ではあり、ネット情報では支払いには厳しいという書き込みや記事も見受けられるが私が調査してヒアリングを行った約1年では支払い実績は良好であり好印象でした。

第5位(タイ)損害保険ジャパン株式会社

老舗の大手損害保険会社で火災保険シェアはNO1ではないでしょうか。合併前に住宅金融公庫の住宅ローンで抱き合わせした顧客が多く、また代理店も多数。

支払いが厳しいというよりは、良く言えばメリハリがあり細かく査定している様子。

間違いなく自然災害(風水害)と判断するとしっかり支払いがなされ、怪しいと判断した場合は厳しい判断(少額の支払いまたは却下で無責)

第6位 東京海上日動火災保険株式会社

タイの損保ジャパンと全く同様の印象、支払いが厳しいというよりは、良く言えばメリハリがあり細かく査定している様子。

間違いなく自然災害(風水害)と判断するとしっかり支払いがなされ、怪しいと判断した場合は厳しい判断(少額の支払いまたは却下で無責)

番外編: ソニー損害保険株式会社、SBI損害保険株式会社

どちらもネット専業大手、民間の保険会社としての支払い方針は2位の楽天損保やセコム損保に該当する印象ありだが、火災保険の顧客数(実例)が他社に比べて少ない印象でデータ件数が少なかったため番外編としているが、保険の更新や切り替えを検討されているようであれば「必ず候補には入れておくべき。」

支払いが厳しい(拒む印象が強い)損害保険会社

  • あいおいニッセイ同和損害保険株式会社
  • 三井住友海上火災保険株式会社

※両者ともにMS&ADインシュアランス グループ ホールディングス㈱のグループ傘下

ネットの書き込みでも特にあいおいニッセイは厳しとのことで、現実味がある。

数年前まで、三井住友海上は支払いがゆるいくらい払い出されていたようだが、あいおいニッセイの厳しい部分が融合したのか、近年はかなり厳しい対応をしている模様。

どう厳しいのか、火災保険の請求を受けると必ずと行って良いほど保険会社指定の鑑定会社が現地の調査(鑑定)に来る。実際の目的は支払う損害保険金の減額又は無責(支払い対象外)にするための理由や口実を探しに来ている印象が強い。民間の企業として致し方ないかもしれないが、保険商品という観点から見れば損害状況にもより一概に言えないが考え方としてはありえない。※実際にいくつもの損害保険会社の鑑定にお客様と同席したが上記の印象はぬぐえない。

火災保険まとめ

いかがでしょうか、理由はどうであれ火災保険料が上がるのは仕方ない事情があるにせよ嫌ですね。火災保険の見直しをするならじっくり保険料と保証内容を比較して年内にお早めにというとこでしょうか。

 上記ランキングの順位は一定のサンプル(リフォーム会社取引先データ、保険代理店の友人知人、保険利用のリフォーム請負顧客、ネット情報など)から総括した独断と偏見でありますが、かなり実勢に近いと自負はしております。(調査完了日2021年6月15日)

また以下のような大手比較サイトで火災保険料を見直す動きも出ているので、参考にしてみて下さい。

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