【知らなきゃ損?!】トイレのリフォームする際に知っておきたい必ず役立つ豆知識
突然ですが、リフォームをする際に、専門的なことは分からないから全部業者の方に丸投げしようと考えている方、丸投げしている方はいませんか?
初めに言っておきますが、何も分からないという状態で業者に相談するのは非常に危険な行為です!
もちろん、すべての専門業者が悪者という訳ではないんですが、何も知らない状態というのは、悪質な業者にとっては鴨が葱を背負って来たようなものです。
良心的な業者であれば的確なアドバイスをもらうことができますが、そうでなかった場合はうまいこと言いくるめられ、無駄に出費が増えてしまったりと、後悔するリスクが非常に高くなります。
そうならないために最低限の知識は備えておきたいですよね。
今回は、事前に知っておくべきトイレの知識についてまとめましたので、是非覚えてみてくださいね。
トイレの種類について
まず、トイレには種類があります。
大きく分ければ洋式・和式の二択なんですが、洋式の中でもタンク式組み合わせトイレ、タンク式一体型トイレ、タンクレストイレの3種類に分けることができます。
ここまでは皆さんご存じかと思います。
ですがトイレを種類別に分ける際に重要な項目になるのが、壁排水・床排水という排水パターンです。
壁排水であれば排水芯の高さ、床排水の場合は排水芯の距離が非常に重要になってきます。
排水芯について
まずは自分の家のトイレの排水タイプを知っておきましょう。
排水タイプの見分け方というのは実はそこまで難しくなく、トイレ背面から壁に向かって排水管が伸びている場合は壁排水、トイレ背面から排水管が見えなければ床排水となっています。
排水芯の距離を調べる方法についてですが、こちらは最も簡単な方法をご紹介します。
まず、便器の品番を抑えましょう。
便器の品番は、左側面下部に品番が記載されていることがほとんどです。
品番を見つけたら、すぐに控えましょう。
あとは、[品番 排水芯]で検索すればメーカーなどのサイトから排水芯を知ることができます。
これが最も簡単な方法ですね。
排水芯が分かってしまえば、自分の家に合うトイレが確実に探しやすくなるでしょう。
床排水であれば120㎜か200㎜、壁排水であれば床から120㎜か155㎜が一般的な寸法になります。
それ以外の場合は専用のアジャスターなどが必要になるため、金額が少しだけ上がってしまうということを覚えておくと尚良いですね。
タンクレストイレは取り付け出来ない可能性がある
皆さん一度は憧れることの多いタンクレストイレですが、実は取り付けができない可能性があります。
正確に言うと、取り付けても水が問題なく流れる場合とそうでない場合があります。
タンクレストイレは、簡単に言うと水道の水圧を利用して水を流す仕組みになっています。
そのため、水圧の低い場所では水がきちんと流れない可能性が出てしまうんですね。
製品によってはブースター機能の取り付けをすることで低水圧にも対応できます。
パナソニックのアラウーノシリーズであれば、全製品低水圧対応のため、安心です。
タンクレストイレを検討する場合は必ずプロの方に水圧を測定してもらいましょう。
床や壁を張り替える場合はトイレ室の寸法が必要
ついでに床や壁を張り替えたいと思っている場合は、トイレ室の寸法を測っておくと業者とのやり取りもスムーズになります。
床の寸法と高さを調べれば、よっぽどのことが無ければ壁の寸法も分かるので、現地調査の前に測定した寸法を送っておくと概算見積もりもより正確になる、という訳です。
まとめ
一見、単純なように見えるリフォームも、実は奥が深くしっかり調べないと様々な問題に直結してしまいやすいです。
今後も皆さんが意外と知らない役立つ知識を発信していきますので、今後ともよろしくお願い致します。
皆さまの、こんな情報が知りたい!等のリクエストを随時募集しておりますので、下記のメールアドレスリンクにてリクエストお待ちしております。
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