太陽光発電パネル設置は無料でできるって、本当なのか?怪しすぎるそのカラクリに迫る!

太陽光発電が導入されて数年が経ち、設置する住居も増えてずいぶん一般的になってきました。

昔は500万円程度かかっていた初期費用も、今では100万円〜200万円程度に下がり設置がしやすくなりましたが、それでも簡単に払える額ではありません。

安くはない初期費用を抑えて、太陽光発電を無料で設置できる方法があるのはご存知ですか?

無料設置はどんな仕組みなのかや、自己負担で設置する場合と比較してメリットやデメリットについて解説します。

家庭向け太陽光発電とは?

一般家庭向けの太陽光発電は4つのメリットがあります。

  1. 自家発電による節電
  2. 余った電気を売却することによる収入
  3. 環境に優しいエコの観点
  4. 停電などの非常時にも電気が使える

地域・屋根の形状やサイズ・方角などの要因で、中には設置してもさほど発電ができない場合や、反射により近隣に迷惑がかかる場合もあります。

設置するかどうか迷ったら、信頼のおける業者に相談の上検討しましょう。

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太陽光発電設置の選択肢

太陽光発電は設置するのに100万円〜200万円ほどの費用がかかると言われています。

本体代金と設置工事費を全額自分で負担する方法と、余剰電力の権利と引き換えに機器にかかる代金を全て業者に負担してもらう方法があります。

太陽光発電の設置方法①購入して設置する

自費で購入するなら、発電した電気は全部家主のものになります。

余った電気は自由に選んだ電力会社に買い取ってもらうことができます。

自治体によっては設置費用に対する補助金が交付されるところもあります。

金額や交付条件などが異なるため、設置を検討するなら各自治体に問い合わせるのがいいでしょう。

設置購入にあたり、以下のような一括見積もりサイトで、まとめて比較検討する方が一番多く安心です。

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太陽光発電の設置方法②無料設置する

無料で設置する方法は屋根貸しと言われ、初期費用やメンテナンス代金などはパネルメーカーや電力会社が請け負ってくれます。

その代わり余剰の電気は10年程度電力会社のものになります。

つまり余った電気を売って得る収入は10年後から、ということになります。

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太陽光発電の設置方法によるメリットとデメリット

ソーラーパネルを設置するのにも、自己負担か屋根貸しかによって特徴がずいぶん違います。

比較しやすいように表にまとめました。

有料で設置した場合屋根貸しで設置した場合
所有者家主10年間(※)は事業者
11年目以降は家主
初期費用設置代金
(本体代金+工事費)
設置費無料
(住宅事情により一部有料になる場合も)
メンテナンス期間内はメーカー保証10年間は事業者が負担
余剰電力売却により収入を得られる10年間は事業主のもの
11年後からは売却可能

※屋根貸しした際の権利譲渡期間はメーカーにより異なります。

有料・屋根貸しのケース別に、メリットとデメリットを詳しく解説します。

購入して設置する太陽光発電のメリットとデメリット

購入して設置するなら、導入に車一台買えるくらいの費用がかかるのがデメリットです。

初期費用に不安がある人は、こんな方法があります。

  • ソーラーローンを利用する
  • 自治体によっては補助金が出るので問い合わせる
  • 海外メーカーや新興メーカーなど、価格の安いパネルを検討する

自費で購入して設置するなら保証期間外は修理費も加味しなくてはいけません。

売電収入の一部を修理費として貯蓄しておくと万が一の時に困りません。

価格の安いパネルを検討するなら、失敗のないようにたくさんのメーカーを比較しましょう。

屋根貸しで設置する太陽光発電のメリットとデメリット

屋根貸しで設置する場合、10年間は大きな出費がないのがメリットで、10年間余剰電力を得ることができず収入がないのがデメリットです。

コストがかからない分気軽に設置ができますが、リスクについても考えておく必要があります。

  • 10年以内の解約には違約金が発生する
  • 10年後に撤去する場合、屋根の補修が自己負担になることがある

節約のつもりが余計にお金がかかってしまう、というリスクを防ぐために覚えておきましょう。

持ち家に長く住み、太陽光発電を長く使う予定なら、屋根貸しの無料設置はお得な方法だと言えます。

太陽光発電設備を「初期費用ゼロ円」で設置することができる今注目のスキーム

最後に~太陽光発電は無料で設置できる

初期費用やメンテナンス費用を抑えて太陽光発電を設置すると、余った電気は事業者のものにはなりますが、本来支払うべき電気代が節約できます。

最近では新電力でお得な電気代プランを提示する会社も増えています。

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屋根貸しによる太陽光発電設置に向いているのはこんな人です。

  • 最低でも10年以上は引っ越す予定がない
  • 初期費用やメンテナンス費用が心配
  • 屋根の形状が太陽光発電に向いている(信頼できる業者に相談)

無料設置、自己負担で有料設置のメリット・デメリットを考慮しつつ、自分に合った方法を検討して、複数の業者を検討するのがいいでしょう。

太陽光と相性バツグンのエコキュートを検討される方は、サイト内でコチラの記事も参考になります。

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