【2021年最新版】家庭用蓄電池のおすすめ人気ランキング、トップ5を徹底比較!オール電化を目指す貴方に!

太陽光発電による売電ブームが一段落して、現在は家庭消費型の太陽光発電が中心になっています。そこで注目されているのが、家庭用蓄電池です。

以前から蓄電池の必要性は言われていましたが、高価格や性能面などで、二の足を踏むケースがほとんどではなかったでしょうか。

本記事では、性能向上と低価格商品が出揃ってきた家庭用蓄電池を紹介していきます。

太陽光発電を検討されている方やすでにに導入されている方、あるいは太陽光発電は必要ないが家庭用蓄電池は設置したい、と考えている方の参考になれば幸いです。

家庭用蓄電池の基礎知識と種類

家庭で使われている電気が交流なのはご存知ですよね。ところが、太陽光発電で作られる電気や家庭用蓄電池は直流なのです。

掲載元:関西電力

ですから、太陽光発電システムには直流を交流に変換するパワーコンディショナー(パワコン)がついており、インバータと言われることもあります。

一方、家庭用蓄電池の充電には、太陽光発電の直流で充電する場合と、家庭電源の交流で充電する場合があります。給電する時には直流を交流に変換するのですが、いずれにもパワコンが必要になります。

このように、太陽光発電システムのパワコンと家庭用蓄電池のパワコンとは本来別々のものなのです。

これらが、今回紹介する家庭用蓄電池の基本的な知識ですから覚えておいてくださいね。

太陽光発電システムから切り離す場合:単機能蓄電池

太陽光発電を利用しない場合や、発電システムとは切り離して利用する場合は、このタイプになり、パワコンは蓄電池専用となります。

使い方としては、停電時の利用と深夜の電気料金が安い時に充電しておき、日中に使う方法があります。下図では左側になり、初期投資額が少なく経済効果も期待できます。

掲載元:エコでんち

太陽光発電システムと連携する場合:ハイブリッド蓄電池:

太陽光発電システムに必要なパワコンと家庭用蓄電池に必要なパワコンが一体、あるいはセットになっているもので、電気の変換ロスが少なく、上図では右側になります。

新規に太陽光発電を検討していて、家庭用蓄電池も設置する時は、迷わずこのハイブリッドがいいですね。

家庭用蓄電池の必要容量:機種選び

上の説明で家庭用蓄電池の選び方も見えてきたと思いますが、もう少し具体的な話しをしましょう。

まず、電力会社から送られてくる電気使用量のお知らせを参考に、ご家庭での一日の電気使用量を確認してください。

環境省の統計では、一世帯当たりの全国平均の年間電気消費量は、4,322kWh(H29年度)となっています。これを一日に換算すれば、12kWh弱となります。

もちろん、オール電化やエアコンを使う時期は、その2倍・3倍となりますが、ここでは目安として12kWhとしておきましょう。

つまり、停電時に節約しながらでも一日くらいは普通に生活できる蓄電容量の機種を選ぶことが重要なのです。

せっかく家庭用蓄電池を設置したのに、数時間しか使えないのでは意味がないですよね。

家庭用蓄電池おすすめ人気ランキングTOP5

上にあげた一日の電気使用量を必要な蓄電容量として、おすすめの機種を選びました。

  • HB:ハイブリッド蓄電池
  • 単機能:単機能蓄電池
  • 全負荷:停電時も電気設備機器を制限することなく使用できる
  • 特定負荷:停電時に使用する電気設備機器を限定する
  • 200ボルト:エアコンやIHなどの200ボルトにも対応
  • V2H:電気自動車の蓄電池を住宅電源として使えるシステム

上の表ではあえて価格を示していません。理由は、メーカーの希望小売価格と実際の販売店による見積額が大きく異るからです。

ですが、パワコンなどを含めた本体のセット価格相場としては、kWh当たり20〜25万円で、設置工事費用は20〜30万円が相場でしょう。

ですから、仮に10kWhの機種であれば、220〜280万円が必要な総費用となります。

なお、各メーカーそれぞれに上表以外にも用意されていますので、実際の検討に際しては、ご自宅に適した容量と用途に合わせて選ぶようにしてください。

そして、何よりも相見積りをとることが重要ですよ!

家庭用蓄電池さいごに

いいかがでしたか?

今回の記事でオール電化を目指す貴方のお役に立てたら光栄です。

ネットで業者を選ぶ際にも、サイトによって値段が左右されますので、焦らず慎重に見極めることが大切です。

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